初心者講座

初心者さん講座6回目 小切手

前回までの復習

お金勘定。

取引の内容を確認し、お金が増えたか減ったかを確認していきます。

お金が増えたにお金勘定。

お金が減ったにお金勘定。

お金勘定の中身についてはこちら。

 

仕入れの形

(仕入)××× (お金)×××

 

売り上げの形

(お金)××× (売り上げ)×××

 

 

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小切手の受け取り

5回目では小切手を振り出す(支払う)という取引について見ていきました。

なので、今回はその逆「受け取った」という取引になります。

この受け取るときの問題には2種類あります。

それは、

 

他人が振り出した小切手を受け取った。

自分が振り出した小切手を受け取った。

 

この2つでは処理が違うので注意してください。

①では、「現金を受け取った」という取引になります。

つまり仕訳の形は、

(現金)××× (○○○)×××

となります。

 

②では、「減少するはずだった当座預金の減少がなくなった」という取引になります。

つまり仕訳の形は、

(当座預金)××× (○○○)×××

となります。

 

なぜこのようになるのかは、小切手のページで詳しく説明されています。

興味ないという方はそのまま覚えましょう。

「小切手を受け取ったら現金を書く。自分が振り出した小切手は当座預金」と。

 

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例)商品100円を売り上げ、小切手で受け取った。

特に何も書かれていないので、相手が振り出した小切手と考えます。

なので、仕訳は「現金が増加したもの」。

(現金)100 (売上)100

 

例)商品100円を売り上げ、代金は以前当店が振り出した小切手で受け取った。

こちらは以前自分が振り出した小切手が帰ってきたという場合。

なので、当座預金が増加する仕訳になります。

当座預金はお金勘定なので、現金と同じ動き。

増加すれば左、減少すれば右になります。

(当座預金)100 (売上)100

 

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まとめ

小切手の受け取りには2種類ある。

①他人が振り出した小切手。

②自分が振り出した小切手。

 

①では現金の増加。

②では当座預金の増加。

 

これだけ覚えれば小切手の問題は難なく回答できます。

 

 

次回予告

 売掛金と買掛金

 

 

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