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商品売買まとめ

投稿日:2019年7月10日 更新日:

このページの概要

ここでは簿記3級の商品売買に関する仕訳のみを取り上げます。

決算整理仕訳は別の記事で行います。

このページを大別すると以下の3項目です。

⑴仕入と売上

⑵返品

⑶諸掛

 

仕入と売上

店は売るために商品を購入します。

この行為を仕入れと呼びます。

当たり前ですが、仕入れる時はお金を払います。

お金勘定から仕訳を作る方法はこちら。

 

よって、仕訳の形は以下の通りです。

(仕入)××× (金)×××

金に入るのは支払う方法によって変化します。

 

例)商品1,000円を仕入れ、代金は現金で支払った。

 

この問題で支払う手段は何でしょう。

現金で支払ったとあるのですから、現金ですね。

ということで、上の”金”に現金を入れます。

(仕入)1,000 (現金)1,000

 

 

店は仕入れた商品を売った時に売上という勘定を使用します。

売ったということは、お金が入ってくるということです。

よって、仕訳の形は以下の通りです。

(金)××× (売上)×××

金に入るのは購入した者の決済方法によって変化します。

 

例)商品1,000円を売り上げ、代金は掛けとした。

購入した者は掛けとしたとあります。

ということで、上の”金”に売掛金を入れます。

(売掛金)1,000 (売上)1,000

 

 

返品

返品ならば基本的に購入時の仕訳の逆をすればいい。

例外として、諸掛などがある場合は対応できないことがあります。

 

ほぼ逆仕訳で事足りますので、あまり気にしないようにしましょう。

 

例)A商店は掛けで仕入れた商品1,000円を返品した。

返品した、と見た瞬間に仕入れた時点での仕訳を考えましょう。

今回の問題では掛けで仕入れています。

ということで、仕入れの仕訳は以下の通りです。

(仕入)1,000 (買掛金)1,000

 

これの逆仕訳ということで、左右を入れ替えます。

(買掛金)1,000 (仕入)1,000

これが答えになります。

 

例)A商店は掛けで売り上げた商品1,000円を返品された。

返品された、ということで主人公のA商店は売り上げた側であるとわかります。

ということで、同じように売り上げた時点での仕訳を考えましょう。

売上の仕訳は先ほど説明した通りです。

(売掛金)1,000 (売上)1,000

 

これの逆仕訳ということで、左右を入れ替えます。

(売上)1,000 (売掛金)1,000

これが答えになります。

 

 

諸掛

諸掛の問題には自分負担か相手負担かの2種類があります。

問題に書かれていますので、しっかりと問題は読みましょう。

 

例)商品1,000円を小切手を振り出して仕入れ、送料500円を現金で支払った。

仕入れにかかる諸掛の問題です。

この問題には仕入先が負担するとは明記されていないため、こちらの負担です。

私が負担する場合は、その商品を手にするまでに掛かる費用全てを仕入勘定に含めます。

よって、答えは以下になります。

(仕入)1,500 (当座預金)1,000
                      (現  金) 500

 

例)商品1,000円を掛けで仕入れ、先方負担の送料500円を現金で支払った。

先方負担です。

商品に掛かる送料という費用は私の負担ではありませんので、仕入勘定に含めません。

そして、この回答は2種類あります。

問題によって二つを使い分けてください。

①立替金を使用する場合。

(仕 入)1,000 (買掛金)1,000
(立替金)500    (現 金)500

 

②立替金を使用しない場合。

(仕入)1,000 (買掛金)500
       (現 金)500

立て替えた金額分、相手に支払うお金を免除してもらうという対処を表しています。

 

 

例)商品1,000円を掛けで売り上げ、送料500円を現金で支払った。

特に記載がないので、私が負担します。

売上に掛かる諸掛は別科目として記載します。

今回の問題では送料ですので、発送費を使用します。

 

(売掛金)1,000 (売上)1,000
(発送費) 500  (現金)500

 

例)商品1,000円を掛けで売り上げ、先方負担の送料500円を現金で支払った。

先方負担の問題です。

先方負担では仕入諸掛と同じで2種類の回答があります。

①立替金を使用する場合。

(売掛金)1,000 (売上)1,000
(立替金) 500 (現金) 500

 

②立替金を使用しない場合。

(売掛金)1,500 (売上)1,000
                         (現金) 500

相手が支払うべき金額は商品の代金と送料。

そのため、売掛金はその二つを合わせた合計額となっています。

 

 

まとめ

商品売買は簿記で最初に習う項目でしょう。

このページを見れば商品売買の仕訳問題には対処できるはずです。

商品の決済整理仕訳はまた別のページに。

 

このページが役に立っていると嬉しいです。

 

 

 

 

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